2011年2月12日土曜日

昼休みの冒険 ~ベルリンの楽器店~

ドイツのベルリンにでかけていました。

長い会議の連続で、最後の日だし、このままではまったく自由時間がなく、さすがにベルリンに失礼だということを思いまして。

昼休みを利用して街に出ました。といっても1.5時間しかありませんので、もう必死です。

前の晩から距離を念入りに調べまして往復できっちり戻ってこられる地域のあたりをつけました。
目的地は、「Musikalienhandlung Riedel」という楽器店です。もともと知っていたのではなくネットでの事前調査。口コミが重要なのですが、そこはそれドイツ語の口コミなのでさっぱりわからない。

幸いにも一件英語のコメントがあってベタ褒めでした。何が凄いって、ありとあらゆるクラシックの楽譜が揃っているそうでプロのミュージシャンたちも、ここを訪れて掘り出し物を探すと書いてありました。

ここまで書かれると何がなんでもでかけねばということで到着しますと、確かに。楽器も売ってますが、メインは楽譜。奥の方は「中古」と書いてありましていかにも年代者の楽譜がずらっと並んでいる。荘厳な感じ。
来ているお客もドイツ人なので風格がある。

楽譜は買ってもしかたがないので、ドイツといえばHOHNERだし、小型(どれも小型なのですが)の製品を記念に買いました。

お店の人にシャッターを押してもらったりして図々しいことこのうえない。
おぉ!そうだ店の写真も欲しいなってんで店を出てから通りすがりの老婦人にお願いしたら、なんとプロのカメラマンだそうで「いま、個展会場からの帰りなのよ。高いわよ」と来ました。得した気分。
行き当たりばったりでそこらの店に入って軽食をかきこみ息せき切って会場に戻りました。

旅行って人とまとまって行動しているとなぜか記憶に残らないですよね。タクシーでぱぁっと移動したりして。
逆に一人でレストランに入ったり、自力で活動すると脳みそがフル活動するので深い思い出になります。
なので、どこに行っても、こんな具合に、必ずちょこっとでも単独行を加えています。

ミュンヘンの話、入荷しました。

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